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hourglass_icon 19分

叢のサボテン接木ワークショップとサボテンの魅力

投稿日:

先日、「叢 – Qusamura サボテン接ぎ木ワークショップ【中級】」に参加しました。
サボテンをはじめとした、あらゆる植物を取り扱っている「叢 – Qusamura」主催のワークショップ。
「叢 – Qusamura」のオーナーでもある小田さんが講師を務められ、サボテンの接ぎ木について、どのような仕組みなのか学び、作業工程を実際に体験してきました。

コロナ禍もあり、ワークショップに参加するのは数年ぶり。
実物を目で見て、触って、体験することで、改めてものづくりの面白さや難しさを感じることができました

終盤では質問コーナーが設けられ、サボテンに関するいろいろなお話をしていただきました!
ビジネスや人生に通じると感じた内容もありましたので、当日のレポートも交えて紹介していきます!

リサ

サボテンとの出会いは、いつも仕事でお世話になっている知り合いの方にプレゼントしていただいたのがきっかけでした。最初は存在感に気後れしていましたが、少しずつ変化していく姿を見るのが楽しくなり、今では毎朝観察をするのがルーティンになりました。

マサキ

植物を育てるのは癒しだったり、植物から学ぶこともあり、楽しいですよ!

サボテンって何者?

サボテンとは、サボテン科に属する植物のこと。「シャボテン」や「仙人掌」などとも呼ばれています。アメリカ、メキシコなどの中南米を原産としており、雨量が少なく高温で乾燥している土地や、標高の高い地域に生息しています。
サボテンの祖先は普通の植物と同じような姿だったといわれています。過酷な環境で生き抜くために、水や養分を蓄えられるよう、茎、根、葉の一部が肥大化し、今のような姿(多肉植物)に進化したのです。

棘座

サボテン科の植物の特徴は、「トゲ」。他の植物とは異なり、トゲの出る「棘座」というものをもっており、サボテンはここからトゲを出します
サボテンの表面をよく観察してみると、少し盛り上がった部分があり、そこから放射状にトゲが出ているのがわかります。

サボテンとアロエの違い

似たような植物に「アロエ」がありますが、アロエは棘座はなく、茎や葉から直接トゲを出しているため、サボテンではないのです。
ちなみに、アロエとサボテンは、自生している国も異なります。ではなぜ似たような見た目をしているでしょうか?

これは、同じような環境に生息することでその環境に適応するために、どちらも似たような姿に進化していったと考えられています
このような進化を遂げることを、「収斂進化」と呼びます。身近な例ですと、イルカ(哺乳類)とサメ(魚類)などはわかりやすいですね。
ご自宅でサボテンやアロエを育てている方はぜひ違いを観察してみてください!

マサキ

私のお気に入りの植物にユーフォルビアという種類があるのですが、これも収斂進化によってサボテンと似た姿形に進化しています。サボテンだと思ったら実はユーフォルビアだったということもよくあります!

さて、サボテンを育てるようになり、驚かされたのは種類の豊富さ。現在発見されているもので、およそ2,000種類以上あるといわれています。

みなさんサボテンと聞くと、ゲームや映画で見るような、緑色でトゲの生えた柱状の姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。私もそのひとりでした。
ところが実際のサボテンは、色・形・特徴など、さまざまあります。柱状でもトゲがまったくないものや、玉型で表面はふわふわした綿のようなトゲに覆われているもの、色も緑の色味が微妙に違ったり、黄色もあれば赤もあります。
サボテン好きの人の中には、種類の豊富さに魅力を感じている人も多いかもしれませんね。

リサ

ちなみに我が家にも、トゲのない玉型のサボテンがあるのですが、見た目がフシギダネの背中の種と同じなのです。私は勝手にフシギダネと呼んでいます。親しみのあるフォルムに感じると愛着も湧いてきますよね。

マサキ

サボテンはいろいろな種類があって奥が深いですね。

Qusamura: 叢 – くさむら

Qusamura: 叢 – くさむら

「Qusamura: 叢 – くさむら」は、個性豊かな植物に出会える植物屋。
ラインナップはサボテンが中心ですが、観葉植物など多数の植物を取り扱っています。

コンセプトは、「いい顔してる植物」
オーナーである小田さん自ら日本中を巡り、独自の視点でパワーや美しさ溢れる唯一無二の個体を厳選されています。

また、器にもこだわっており、個体それぞれの特徴を引き出すものを選んでいるのだそう
著名な陶芸家の方とのコラボレーション商品なども販売していることがありますので、工芸品好きの方にもおすすめです。

店舗は、「叢 – Qusamura」「Qusamura Tokyo」「叢03 / Qusamura ZeroThree」の3店舗。
本店が広島県にあり、東京都内に2店舗あります。
「Qusamura Tokyo」、「叢03 / Qusamura ZeroThree」にいったことがあり、いつか本店も訪れたいですね!

商品の展示は、魅せる空間づくりがされていて、まるで美術館のよう。
店頭やオンラインショップに並んでいるものは、どれも生命の力強さ、生き物らしさを感じ、言葉にしきれない惹かれる感覚を覚えます。
実物を見るからこそ感じられるパワーがあるので、まずは店舗を訪れて本物をみていただきたいです!

リサ

ウェブサイトで販売しているサボテンの写真を眺めているだけでも楽しいです!

マサキ

店頭へ行けば素敵なスタッフさんが、初心者にもわかりやすく説明してくれます。
「Qusamura Tokyo」は建築物としても見応えがあり、店舗へ行くとサボテンを購入するという体験を超えた素晴らしい空間を堪能できます!

叢 – Qusamura サボテン接ぎ木ワークショップ【中級】のレポート

叢 - Qusamura サボテン接ぎ木ワークショップ【中級】のレポート

ここからはワークショップの当日の様子を紹介していきます。

ワークショップは、「叢03 / Qusamura ZeroThree」のある、阪急メンズ東京内「ビスポークサロン」で行われました。
私が参加した回の参加者は、およそ8名ほど。年齢・性別ともにさまざまで、改めて幅広い層に注目されているのだと感じました。

リサ

ワークショップ自体とても楽しく、集中していて内容がうろ覚えなところもあるので、ポイントを押さえてお伝えしていきますね。

小田さん

最初に小田さんから、サボテンの接ぎ木についてお話しいただきました。
接ぎ木というのは、本来繁殖目的で使われる方法で、自分自身で育ちにくい個体を、強い台木と繋ぎ合わせることで育てていきます
土台となる部分(台木)と、つぐ部分(穂木(ほぎ))の維管束同士を合わせることで、接着し、台木から穂木(ほぎ)へ栄養が行き渡るようになります。

サボテン以外にも、ナスやトマト、桜などでも活用される方法で、良い個体に育てていくために重要な技術なのだそうです

販売目的で使われるわけではないので、接ぎ木したサボテンを販売しているのはめずらしいのだとか。
幸いにも私ははじめて出会ったサボテンが「叢 – Qusamura」だったので、このお話を聞いた時は驚きました。

01. 台木を選ぶ

台木を選ぶ

ワークショップが始まる前に、土台となる台木を選びました。
今回は鬼面角という種類を台木にします。植物の知識がそこまでないので、とりあえず幹が太く丈夫そうなものを選択。

02. 台木の先端をカット

台木の先端をカット

まずは台木の先端から5cmくらいのところをカッターでカットします。サボテンに菌が入らないよう、カッターは使うたびに消毒をしましょう。

カットするコツは手前から刃をサボテンに当てて、スライスするように前に押し出す

コツを教えていただいたものの、どうしても押し込むように刃を入れてしまいサボテンを切りきれず・・・
小田さんにサポートしていただいてなんとかカットできました。

手元の動きを見ていましたが、初動で勢いよく刃を当ててそのまま奥へスライドさせるようにすると綺麗にカットできそうです。
真っ直ぐにカットしたかったのですが、やや斜めになってしまいました。それも味ですよね!

ちなみにカットした先端部分は、残念ながら育たないのだとか。10cmくらいだったら根が張るかもしれないそうです。

リサ

ワークショップ最初の作業がいきなりサボテンをカットなので、刃を入れるまで勇気がいりました(笑)

03. 台木の面取りをする

台木の面取りをする

先端をカットしたら面取りをしていきます。台木、穂木どちらも乾燥すると中心が窪んでいくため、面取りをしておくことで、離れにくくなるそうです。

台木を回しながら、斜めにカットしていきます。
一度カットしてしまったら二度と元の形には戻らないので、この作業もドキドキしながら行いました。

04. 爪楊枝を台木に差し込む

爪楊枝を台木に差し込む

面取りが終わったら、爪楊枝を上から1/3くらいのところに差し込みます。

台木と穂木を接着させた後にガーゼを被せる際、竜神木などのトゲが生えている台木は棘にガーゼを引っ掛けて固定させます。
今回使用している鬼面角はトゲがないので、代わりに爪楊枝を使用します。

カッターで丸い部分を削り、両端を尖らせた状態にし、対になるように差し込み完了。

リサ

サボテン慣れしていない私は、またまた爪楊枝を差し込んで大丈夫なのかと心配になりましたが、サボテンはびくともしませんでした(笑)

04. 穂木(ほぎ)を選定

穂木(ほぎ)を選定

接ぎ木の上の部分にあたる、穂木(ほぎ)を選定します。
いくつか種類を用意していただき、それぞれ特徴を紹介してもらった上で、今回は見た目が黄色くて可愛いらしい「姫春錦」というサボテンを選びました。

株からカットしてもらった穂木

株から分けてもらい受け取ると、想像以上に小さくカットされていてびっくり!
場合にもよると思いますが、最初はこんなに小さい状態から接着していくんですね。

05. 穂木(ほぎ)を面取りする

穂木も台木同様、面取りをします。
小さいのでしっかり面取りをするよりは、周りの棘を取るような感じで面取りをしましょう、とアドバイスをいただき、カッターでちょんちょんと慎重に面取りしました。

リサ

うまく面取りできているか心配でしたが、小田さんにOKをいただいたので大丈夫ということで・・・

06. 台木に穂木(ほぎ)を接着する

台木に穂木(ほぎ)を接着する

穂木の面取りが終わったら、台木に接着します。いよいよメインの作業まで辿り着きました!

どんな難しいことをするのかと思いきや、台木にちょんと穂木を乗せるだけ
これで作業完了です。

リサ

内心不安になりつつも、1週間後どうなるのか楽しみになってきました!

07. ガーゼを被せる

台木と穂木を接着させたら、上からガーゼを被せます。
ガーゼはピンと張り、そっと穂木の上に載せ、最後に先ほど差し込んだ爪楊枝に引っ掛ければ完了。

ガーゼを被せる時に穂木がずれたり潰れたりしないか不安でしたが、無事被せられて安心しました。

08. 完了

接木完了

これで作業完了!
このまま台木と穂木が接着するまで、1週間ほど置いておきます

リサ

不器用なので作業が始まるまで結構緊張していたのですが、私でも接ぎ木作業ができて安心しました!

09. 質問コーナー

質問コーナー

作業が終わった後は、今回のワークショップやサボテンなどに関する質問の時間に。
サボテンを育てる上で役立つ話もありましたし、余談とおっしゃっていた話も面白かったので、覚えている範囲で紹介させてください。

リサ

あくまで私の記憶でお伝えするので、ひとつの意見や考えとして捉えていただきたいです!

サボテンをより良い状態で育てるポイント

植物に大切なのは、光、風、水、温度の4つ。
4つの中でも、温度のコントロールが難しいので、温度に他の3つの要素を合わせていくのだそう
温度が上がればそれ以外は与え、温度が下がればそれ以外は与えない。(温度が下がっている場合でも光の調節は大切だそうです。)

今まで植物を育てる時は、お店の人に教わった通りに水やりをしたり環境づくりをしていたのですが、その仕組みが体系化されて納得しました。
シンプルな話ですが、だからこそベストな感覚を身につけるのは知識や技術、経験が求められそうですね。

リサ

ちなみに今回提供いただいた鬼面角は、柱サボテンでたくさん水を飲むそうなので、決められたタイミングで水やりをする必要があるようです

サボテンの進化について

サボテンの進化について

水やりの話の流れで、サボテンの進化についても教えていただきました。

柱サボテンたちが生き延びるために水をたくさん飲むようになり、そのうち十分な水分を得られるようになると、より効率の良い、玉サボテンへと形を変えていったそうです。その形状から動物に狙われやすく、トゲのあるものが主に生息していました。

長い時を経て、地球の温度が上がり動物たちはサボテンの生息する場所に住めなくなります。トゲの必要無くなった玉サボテンは強い太陽から身を守るめために、柔らかなトゲを持つような玉サボテンへと進化しました。

伊豆シャボテン動物公園

ちなみにワークショップの後日、「伊豆シャボテン動物公園」を訪れたのですが、そこでもサボテンの歴史について知ることができました!
もとは他の植物と同じように木に葉が生えているようなものだったのが、乾燥した地域に適応するために水をたくさん含める姿(柱サボテン)に変化していったとされるようです。

リサ

サボテンの原木に近いといわれる植物の展示もあり、興味深かったです。

ひとつの台木で複数の種類を接木するには

他の参加者の方から、「ひとつの台木で複数の種類を接木することはできるのか?」という質問がありました。
結論からいうと、可能だそうです

重要なのは、維管束。維管束をつなぎ合わせ生命をつなげるためにはルールがあり、ルールが成立すればどのようなパターンでも接木できるのだとか。
そこが接木のおもしろいところだと小田さんはおっしゃっていました。

流れに身を任せる

接ぎ木のおもしろさについてお話しいただいた中で、こんなお話もしてくださいました。

お世話になっている陶芸家さんの元を訪れた際に、せっかくだからろくろを触ってみてください、と声をかけていただいたそう。
ろくろに土が乗っている状態で、無理やり親指を押し込んでみてくださいといわれ実践してみると、土の形は歪になり、土がそこらじゅうに飛び散ってしまったそう。
ところが、陶芸家さんが親指をある一点に置くように伝えると、するすると指が入っていき、土が綺麗に形を作り始めたのだそうです。余計な土が飛び散ることもなかったのだとか。

この経験で、流れに身を任せることとはこういうことなのではないか、と感じられたそうです。
時には流れに身を任せることも「いい顔してるサボテン」に出会うコツなのかもしれませんね。

このお話を聞いた時に、ビジネスや人生にも通ずる話だなと感じました
あれこれ考えぬいて綿密に計画を立てても、うまくいかないときはうまくいかないものですよね。目の前のことに必死になりすぎると、かえってがんじがらめになり、より拗れてしまったり・・・
あえて現状をすべて受け入れて何も考えずに見つめてみると、意外と良い方向に物事が動き始めたり、思いもしなかった気づきを得られることがあると思います。

リサ

仕事において、現状を受け入れたことで良い結果につながったなと思ったこともよくあったので、小田さんのお話に私も共感しました。

10. 1週間後のサボテン

1週間後のサボテン

サボテンを受け取り自宅で放置すること1週間。おそるおそるガーゼを外してみると・・・
無事接着されてました!

うっかり穂木が取れてしまわないか心配でしたが、びくともせず。生命の強さを感じました。
台木のカットした面が乾燥して白くなっているのも、成長していく過程を見ているようで面白いですね。

リサ

春までに一気に成長していくそうなので楽しみです!
今は夏場なので週に2回ほどたっぷり水やりをしています。また春頃にサボテンの成長の様子をお伝えしますね!

サボテンの魅力

最後に、サボテンのことをよく知らなかった私が、サボテンを育てるようになり感じたサボテンの魅力を紹介します!

初心者でも育てやすい

サボテンはもともと厳しい環境に生息する植物です。
サボテンでも枯らしてしまうんです・・・という人はもしかしたら、そのサボテンに合っていない育て方をしているかもしれません。

私が過去に失敗した原因は、水のやりすぎ、日当たりの問題、エアコンの風、などでした。
まさに、植物を育てる4つのポイント(光、風、水、温度)のバランスが崩れたときに植物が弱ったり死んでしまっていますね・・・

購入店舗で店員さんに育て方を聞いてみるのもいいでしょう。
叢では購入時にガイドをいただけるので、育てやすいですし、勉強にもなります。

マサキ

私のおすすめは、「金鯱」、「竜神木」、「ウチワサボテン」ですね。
ただ、生育環境によって難易度が変わるので、見た目が気に入ったものを買って愛でるのが一番だと思います!

長く楽しめる

サボテンの寿命は平均10〜20年といわれています。個体によっては100年、200年と生きる個体もいます。

叢で取り扱われている個体も、30年もの、50年ものという紹介が書かれていることもあり、驚かされます。
貴重な個体は、代々愛好家の間で受け継がれることもあるそうですよ。

サボテンは見た目のまま生き続けるイメージがあるかもしれませんが、少しずつ成長します。
春には花を咲かせたり、新たな子株が生えてきたり、季節、年数によって姿形が変わるのです。
自宅にある個体も、1年前と後ではずいぶん見た目が変化します。サボテンの成長を長い期間見守っていくのも楽しいですよ。

気分転換になる

植物には、ストレス解消や癒し効果があるといわれています

実際に育ててみて感じたのですが、緑が家にあると気持ちが落ち着きますし、すっきりします。自宅にはサボテン以外の植物もあるので、朝は水やりをしたり植物の状態をみるのが日課になりました。
ルーティン化されることで1日がリセットされるような感覚が生まれ、今日もやるぞ!という気持ちになりますね。

植物の世話をするようになって、祖父が朝昼晩と時間があれば植木の世話をしていたことをよく思い出すようになりました。子どもの頃は、朝早くからよくやるなと思っていたけれど、気持ちがわかるようになってきました。

何かを育てることは自分とそれ以外のつながりを感じられる要素もあり、コミュニティで生きる人間が本能的に求めることなのかもしれません。

まとめ

あまり植物に縁がなかったので、サボテンを育てるなんて初心者には難しいだろうと思っていました。
いざ育ててみると、きちんとポイントを押さえておけば初心者でも十分育てられるとわかり、サボテンのことを知れば知るほど面白さを感じるようになりました

久しぶりにワークショップに参加したことも、良い経験になりました。
自分の知らないことを教わるのは、新しい世界が広がっていく感覚があり仕事や人生に良い影響をもたらしてくれますね。

今回つくった接ぎ木がどんなふうに育つのか楽しみです!
ワークショップは不定期開催のようですが、また参加したいです。

リサ

叢の店舗にもぜひ遊びに行ってみてください!
取締役
チーフエディター
リサ
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横浜市在住。 学生時代よりウェブメディアを複数運営していた経験を生かし、株式会社Lippleで編集長として勤務。ライティングだけでなく、ウェブサイト運営・分析も行う。年間100本以上の映画鑑賞がライフワーク。ピカチュウが大好き。

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