横浜元町 近沢レース店
白岩工業株式会社
採用ブランディングで年間応募数300を達成!母集団形成のためのコンテンツマーケティングで認知20,000%UP
ウェブサイト制作,採用支援,システム開発,コンテンツマーケティング



- 案件内容
- 採用と教育で日本一のサブコンを目指す建設会社、白岩工業株式会社の採用戦略の立案と実行案件。
企業のミッション・ビジョン、採用コンセプト、採用活動といった企業文化の発信と、サブコンとしての業界や仕事内容の発信によりダイレクトリクルーティングを整備。採用パンフレットや説明会ブース整備などのリアルな対策も実施。
認知拡大と求職者の共感をうながすコンテンツマーケティングを中心とした採用プロモーションによる母集団形成と選ばれる企業としてのブランディングの実現。
- 課題
- ・自社の求める人材の応募がない・内定承諾率が低く離職率が高い・会社方針や採用コンセプトとの社内外への発信ができていない
- 効果
- ・ミッション・ビジョンを確立して採用コンセプトから採用戦略を立案・実行・企業文化と業界・仕事内容の発信により採用ブランディングの実現・自社の求める人材の母集団形成(年間300応募)・離職率の大幅低下の成功・ビッグキーワードでの上位化・第1位の獲得による認知の向上
- スコープ
- 採用戦略を立案・実行、会社方針(≒ミッション・ビジョン)の作成、要件定義、デザイン、コーディング、インタビュー、ライティングなど
- クレジット
- Consultant:Masaki Toda
Director:Risa Nemoto
Editor:Ayaka Shimomura
認知と共感につながるコンテンツマーケティングで自社の求める人材へのアプローチ
白岩工業株式会社は、サブ・コントラクターとしてゼネラル・コントラクター企業から請負をして工事現場のヒト・モノ・カネの管理をしている企業。離職率の高さや若手社員の不足、質の高いベテラン社員で構成されているゆえの壁など、採用と教育に課題があり、その改善に向けた採用戦略を実施した。
企画部長の白岩 大地さんは、採用と教育の立て直しをするために、会社方針の整備、現場と本部のコミュニケーション改善を実施し、社内外へ採用と教育の方針を発信することにこだわった。白岩工業株式会社にしかない強みのうち、特に「ヒト」の改善活動を第一に位置づけ、取り組みを進めた。
採用と教育の二軸でインナーブランディング・アウターブランディングを実行することで、社内体制を改善し、人材を受け入れる土壌を整え、強みを発信することで自社の求める人材の母集団形成を狙う。
社内体制の整備や、学生を対象としたアプローチに一定の成果が見え始めた一方で、ウェブサイトを活用した採用プロモーションに課題を感じていた。手法の専門性の高さや、リソース不足により自社で完結させることに限界を感じ、Lippleに依頼した。
支援開始段階でインナーブランディングが確立していたため、認知と共感を広げるコンテンツマーケティングに注力。これらの施策により、求職者の企業理解や、インナーブランディングにおいても効果を発揮し、採用と教育を一気通貫で行う仕組みが、より強固なものとなった。
会社説明会や求人媒体、人材紹介を経て採用情報サイトを訪れた求職者に対して、白岩工業の採用と教育にかける思いや具体的な取り組みを、コンテンツやインタビューで発信。コンテンツのテーマ選定から制作、公開までのプロセスで密に連携することで、質の高い採用情報サイトへと成長した。
インナーブランディング・アウターブランディングによって、エントリー数は5年で20名から300名へ急増。内定辞退率も90%から10%未満に、3年以内の離職率は50%から9%と大きく結果に表れた。採用プロモーションにおいては、流入数・クリック数ともに認知200倍を達成。特定のキーワードで検索順位を上位化するなど、コンテンツマーケティングによる流入増加・応募率UPを加速させた。
コンテンツマーケティングにて採用活動の見える化を実施
白岩工業株式会社の採用活動を社内外へ周知させたいという目的から、まずは白岩工業の採用に対する思いや考え方、具体的な取り組みをコンテンツへ落とし込んだ。
第1フェイズでは流入のためのキーワード施策よりも、白岩工業株式会社の採用活動において何を発信したいかを重きに置いた。
「施工管理の働き方」、「新入社員研修」、「内定者フォロー」、「本社紹介」、「社員寮紹介」など、白岩工業株式会社について理解が深まるコンテンツを制作。検索流入だけでなくナビサイトや人材紹介、学校訪問、企業説明会から採用情報サイトへ流入した求職者に対して、会社の事業内容や取り組み、仕事内容、働く環境を深く知り共感してもらうための導線づくりに注力した。テーマ選定から構成・執筆・推敲など各プロセスにおいてやりとりを繰り返すことで、質の高いコンテンツを更新。自分たちにしか書けない独自性の高いテーマこそ、情報をていねいに整理・構築し作り込むことでGoogleが評価するE-A-Tの基準を十分に満たすことができる。
結果、「社員寮 きれい」「現場監督 やりがい」などの複数のキーワードで上位化に成功。母集団形成を目的とした採用コンセプトの発信を重視
第1フェーズのコンテンツでは、特に採用コンセプトの見える化を重視した。白岩工業の採用コンセプトである「採用と教育で日本一のサブコン」をあらゆる切り口から発信。自社らしさや自社の採用コンセプトを全面に押し出すことで、すべてのコンテンツにおいて白岩工業の考えや求める人物像が伝わるよう工夫した。
第1フェイズのコンテンツマーケティングは認知拡大を狙ってはいないが副次的にサーチコンソールの数値が改善した。コンテンツマーケティングは狙いを認知拡大ではなく共感からはじめることで様々なチャネルからの流入の受け皿としてのウェブサイトとしての活用できる。認知拡大は次の段階で実施する。
質の高いコンテンツを定期的に発信し続けることで、求職者だけでなく自社の社員に対しても白岩工業の採用活動が見える化されるようになった。実際の採用活動の様子を発信することで、社員の採用に対する意識を高める副次的な効果も生まれた。採用ブランディングの取り組みはインナーブランディングにもつながっていく。
職種や採用関連キーワードで認知をさらに拡大
第1フェーズにて共感のためのコンテンツ制作に成功したタイミングで、第2フェーズとして認知拡大のためのコンテンツ制作に注力した。Lippleの支援ではまず興味・共感のコンテンツやサイトマップを整備することでコンバージョン率(目的の達成率=今回は応募率)を高める。コンバージョン率を高める導線設計を充分に行ってから認知拡大の施策に移行する。
採用情報サイトのリリース前は月間の表示回数300・クリック数8だった数値が第2フェイズの現在では表示回数60,000・クリック数1,600と成長中。
白岩工業株式会社を知らない潜在層へアプローチするために、「施工管理」、「建築・土木」、「新卒採用」、「内定者」など、より職種や採用に焦点を当てたキーワードのコンテンツを制作。一般的なお役立ち記事やまとめ記事にするのではなく、テーマ選定から構成・執筆・推敲の各プロセスにおいて双方に確認をしながら、時には関係者への取材を社内外で実施、質の高いコンテンツに仕上げるための作り込みを行った。
結果として、「土木工事 建築工事 違い」「施工管理 必要な資格」「ダムとは」「横浜湘南道路トンネル」など、多数のキーワードで上位化に成功。採用情報サイトのコンテンツを経由して企業からの問い合わせも増加した。
並行して共感のためのコンテンツの制作も実施。担当者に取材やヒアリングへ積極的に協力してもらうことで、熱度の高いコンテンツを多数制作することができた。「採用広報 座談会」でも上位化に成功。業種業態を超えた幅広いユーザーへ自社の採用活動をアピールすることができた。
認知拡大・共感のためのコンテンツ制作は、どちらもバランスよく積み重ねていくことで流入と成果へつなげることができる。会社や採用活動における新しい情報を更新していくことで、質の高いコンテンツマーケティング、ブランディングを実現。
定期的なお知らせの更新で生きた採用情報サイトとして運用
白岩工業株式会社では採用活動の見える化を目指し、お知らせも定期的に更新。説明会やインターンシップのお知らせ、新入社員研修といった採用活動に関する内容に加え、新年会や安全大会などの社内イベント、講演会の登壇や企業との意見交換会など自社の取り組みも情報発信を行う。
お知らせの更新は後回しにしがちだが、採用活動に限らず自社の取り組みなど、かんたんな内容でもこまめに発信すると良い。採用情報サイトが更新されていることが一目でわかるため、求職者へ安心感や信頼感を与えることができ、また、Googleの評価基準である「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」を満たすこともでき、ウェブサイトの評価が高まる。
またWebマーケティング以外のリアルな媒体のクリエイティブも支援。説明会ブースや採用パンフレット、企業パンフレットなどのディレクション・制作も実施した。
自社の採用活動について社内外への周知に成功
質の高いコンテンツを発信し続けることで、自社の社員たちの採用への理解や関心が高まった。採用方針や採用活動について理解を深めることで、現場との連携強化や教育の質向上にもつながった。
早くからコンテンツマーケティングを採用活動に取り入れたことで、人手不足が深刻化する建設業界においても安定して人材確保ができている。同業他社からも注目されノウハウを提供してほしいという声から、全国各地で採用と教育に関する講演会や意見交換会を実施。質の高い採用と教育を実現できたことで、採用と教育で日本一のサブコンを目指すという白岩工業株式会社の目標に近づいていく。
白岩工業株式会社 取締役 白岩 大地さんからのメッセージ
自分たちの知見に限界を感じ、Lippleさんへ依頼しました。それまで自分たちの知識でなんとかなると思っていましたが、支援に入っていただいたことでより高度なアプローチのためのノウハウを提供していただくことができました。
自分たちの知識でなんとかなると思っていましたが、気づかなかった課題を吸い上げて成果につなげてもらえたことで、やはり専門家には敵わないと実感しました。採用コンサルに対して、導入せずとも自分たちで完結できると思いがちですが、一緒に伴走してもらうことで自走するよりも早く課題に気づくことができますし、PDCAが加速します。専門的なノウハウの提供による成果も出ていますし、ノウハウを自社に落とし込み一部内製化にもつなげることができました。
コンテンツマーケティングによって多くのキーワードが上位化されており、今後も多岐にわたるキーワードで上位化、検索結果1位を狙っていきたいです。
先取りしてコンテンツマーケティングを採用活動に取り入れられたからこそ、同業他社含めどの企業も真似できないような採用情報サイトの運用をサポートいただけると心強いです。コーポレートサイトと採用情報サイトを統一するプロジェクトも支援してもらっているので完成が楽しみです。
記事一覧を見る代表取締役 社長 Masaki Toda横浜市在住。学生時代は経営・会計を専攻し、その傍らウェブサイトの制作・運営を数多く行なっていたことや、前職の経営コンサルタントの経験を生かし、株式会社Lippleを起業。上質なコンテンツを発信することで、小手先のテクニックに頼らない、効果的なWebマーケティングを提供することをモットーとしている。好奇心のカタマリ。
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チーフエディター Risa Nemoto採用支援のことなら
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